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常勤医師インタビュー

家庭とキャリアの両立がかなう場所

 

 常勤医師 

 安積 文

 

これまでの経験を教えてください。

 初期研修後、小児科、総合診療、一般内科で勤務しました。医療過疎地の病院では救急や維持透析、訪問診療などを行い、1人診療所での勤務も経験してきました。
 

入職のきっかけや医院選びの決め手は何でしたか?

 出産後、夫の転勤をきっかけに前職を退職しました。医師として終末期医療、特に非がん疾患の緩和ケアについての経験を積みたいと考えていたところ、京都院の大屋院長とお話したことがきっかけでピースホームケアクリニックに入職しました。
 これまでは、当直やオンコール勤務など長い時間を病院で過ごしました。出産を機に働き方を模索するなかで、診療所という勤務形態であれば働き続けられるのではないかと思いました。慣れない子育てをしながら仕事を再開することについても入職前から配慮してもらえましたし、和やかなスタッフの雰囲気も気に入りました。
 
 

現在の働き方について教えてください。

 入職後しばらくは週2日勤務で臨床感覚を取り戻しつつ、子育てをしながら働くことに慣れることができました。子どもと2人でいるのも楽しかったですが、1年半ぶりの臨床の現場は刺激的でもっと働きたいなと思うようになりました。

家庭と仕事の両立

 週2日の非常勤勤務から常勤となり、まだ家族の生活リズムは模索しているところですが、働き始めてから夫にも時間を調整してもらい両立できています。職場の看護師にどんなふうに子育てと両立されてきたかアドバイスをもらって取り入れたりしています。
 業務は定時で終わることのほうが多いです。当院はクラウド型電子カルテを採用しているので、帰宅後や夜間オンコール対応時などは自宅でカルテ確認ができることも働きやすい点です。こどものお迎えがありながら仕事が終わらず延長保育をお願いしたりとバタバタ大変そうなママを見てきたのでそういうことがなく、こどもにも寂しい思いをそこまでさせずに働けているなと思っています。

診療のサポート体制

 勤務に慣れるまで上司の診療を見学したり、サポートについてもらって診療のフィードバックをもらえたりと手厚く支援してもらっています。経験年数があがると他の医師の診療をみる機会やフィードバックをもらう機会も少なくなるので、新たな気づきもありました。
 治療方針やわからないことの相談には気軽に乗ってもらえて、文献や資料なども教えていただき、とても勉強になっています。看護師、薬剤師、事務スタッフにもたくさんフォローいただいて診療しやすい職場だと感じています。


今後の抱負や求職者にひとこと!

 がん患者さんの緩和ケアだけでなく、非がん患者さんの緩和ケアについてもしっかりとした根拠・知識をもって診療できるようになりたいです。当院の患者さんは、これまで私が経験してきた在宅医療よりも重症度が高く、終末期を含め難しい意思決定支援の場面も多くあります。また、多職種や地域の医療介護機関との連携は、病院と違って実際の患者・家族の生活の場に馴染むようコーディネートすることが求められます。今後経験を積んで、もっと素敵な調整ができるようになりたいと思っています。

 在宅医療、非がん疾患を含めた緩和ケアの経験を積みたい先生方だけでなく、家庭との両立をしたい、子どもとの時間も大切にしたいと考えている方にもおすすめな職場です。

 
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